夏休みの自由研究、何をテーマにするか迷っていませんか?
ミツロウシートのくるくるキャンドル作りは「工作」だけでなく、
「科学」「エコ」「生物」「歴史文化」など多方面の学びにつながります。
この記事では、ミツロウやミツバチ、そしてロウソクにまつわる自由研究のアイデアをご紹介します。
お子さんの興味の方向に合わせて、取り入れてみてくださいね!
もくじ
科学の切り口
普段当たり前だと思っていることを、改めてなぜと考えてみましょう。
どうしてろうそくは燃えるの?
ろうそくの芯に火をつけると、周りの蝋が溶けて液体になり、毛細管現象で芯を伝って上に吸い上げられます。
そこで気化した蝋が炎で燃える――これがろうそくの燃える仕組みです。
ファラデーの名著『ロウソクの科学』では、この現象を詳しく実験で解説しています。
子どもむけに分かりやすく書かれた本もたくさん出ていて
簡単にできる実験の例が載っているので、実際にやってみるのがおすすめ。
実験例
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ろうそくに大きさの違うジャムの瓶をかぶせてみる…どれが最初に消える?
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消したロウソクの煙に火を近づけてみると… あら不思議、手品みたいに火がつきます。
過去にインスタで実験動画を載せてます。
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自分で作ったくるくるキャンドルで実験してみて下さいね。
パラフィンとミツロウの違い
ロウソクに使われるロウ(ワックス)には色々な種類のものがあります。
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パラフィン…石油から作られる人工ワックス。透明〜白色。
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蜜蝋…ミツバチが花の蜜から作る天然ワックス。黄色〜クリーム色で甘い香り。
- ハゼロウ…ハゼの実から抽出されるロウ。和ろうそくで使われている。
- 大豆ワックス…大豆油から作られるロウ。
- パームワックス…アブラヤシの実から採れるパーム油が原料の植物性ロウ。
それぞれの素材から作られたキャンドルを準備して、
燃焼温度や溶ける温度を比べると、自由研究のデータになります。
エコの切り口
暑すぎる夏、突然の大雨、地球の温暖化を止めるにはどうしたら良い?
暮らしの中でできることを探してみましょう。
蜜蝋でできるエコ生活グッズ、ミツロウラップ
蜜蝋はキャンドルだけでなく「ミツロウラップ」にも使えます。
布に蜜蝋をしみ込ませて作るラップは、ビニール素材のラップと違って洗って何度も使えるのでプラスチックごみ削減につながります。
こちらの記事で作り方や使い方などを詳しく解説していますので、作ってみてください。
ろうそくの溶け残りで作るエコバッグ
布+ミツロウ= ミツロウラップ なんですが
紙+ミツロウ= ワックスペーパー ができます。
ワックスペーパーにすると水や油に強くなるので、紙袋を何度も使うことができるエコバックにアップサイクルすることができます。
こちらの記事で詳しく解説しています。
前半がコピー用紙紙で後半がクラフト紙の紙袋です。
自由研究としてミツロウラップやワックスペーパー作りに取り組む場合、
家で1日どのくらいプラスチックゴミが出るかの計測してみるのもよさそうです。
使い捨てないものに変えたらどのくらいゴミが減るでしょうか。
生物の切り口
昆虫好きの子におすすめのアプローチ。
昆虫館や養蜂所で見学できるようにしてあるところへ行ってみるのも良いでしょう。
ミツバチの社会と蜜蝋
ミツバチは群で生きる社会性昆虫です。その生態を研究した本がたくさん出ています。写真付きの絵本や図鑑などを読んでみましょう。面白いことがいっぱいあります。
研究アイデア
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女王蜂、雌蜂、雄蜂 それぞれの役割は?
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蜜が出る花の場所を教え合うミツバチダンス
- 蜜蝋はどうやって作るの?
- 巣はどうして六角形?
- 日本ミツバチと西洋ミツバチはどう違う?
ミツバチと植物とはちみつ
花は蜜や花粉を与え、ミツバチは花粉を運んで受粉を助けます。
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公園や庭でどんな花にミツバチが来ているか探してみよう
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ミツバチ以外の花粉媒介者(チョウ・ハナバチ・ハナアブ)はいる?
- はちみつの食べ比べ 花の種類によって異なる味と香り
歴史の切り口
博物館や図書館へ出かけて調べてみましょう。
昔の灯りと暮らし
電気のない時代、石油のない時代、人々はどうやって明るさを手に入れていたのでしょうか。
焚き火、動物の脂、ロウソク、あんどん…あかりにまつわる原料と道具について調べてみるのもよいでしょう。
一晩、家の電気を消してロウソクのあかりだけで過ごしてみると
色々な気づきが生まれそうです。
工作の切り口
ミツロウシートを使って、火を使わずにロウソクを作ることができます。
小学生低学年でも安全に作れます。
くるくるキャンドルの作り方
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蜜蝋シートを用意する
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芯を端に置き、しっかり押さえながらくるくる巻く
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こねたり丸めたり、粘土のように形を作って飾り付け。
水に浮かぶキャンドルや、イチゴの形のキャンドルなど色々なレシピで作ってみてください。
もちろん、オリジナル作品にも挑戦してみてね。
楽しい夏休みを過ごしてくださいね。






